Kitchen life report

キッチンライフレポート

料理からつながっていく
充実した日々の暮らし

栃木県・益子のご自宅でカフェを営む、鈴木京子さん。
人気カフェの癒し空間はキッチンを中心に作られていました。

料理からつながっていく充実した日々の暮らし
ダイニングテーブルは40年以上使うお気に入り

緑に囲まれた益子の一軒家でカフェを営む、鈴木京子さん。5年前に自宅を改装してカフェをオープンする前までは、益子焼の陶芸家として活躍されていました。ご主人と息子さんは現役の陶芸作家で、カフェ兼自宅のキッチンには家族による手作りの器がずらり。料理好きの京子さんが作る食事のほとんどは、家族が作った器に盛られ、日々の食卓に彩りを添えています。
地元の生産者が育てた季節の食材を家族やカフェに来るお客さんに食べて欲しいとの思いから、素材は益子のものを中心に使用しています。新鮮な食材をたっぷり使い、ドレッシングやソースといった調味料も手作りにこだわっています。京子さんが作る料理はカレー風味のスペアリブなど、基本の料理にひと手間加えたアイディア料理。家族だけでなく、友人やご近所さんと一緒に大勢で食卓を囲むうちに、自然とこの場所でカフェを開くことを決心したそうです。「みんながおいしそうに食べてくれる。その姿を見るのがとても好きです。キッチンから食べている人の姿は見えませんが、楽しそうな会話が聞こえてくるとうれしいです」と、京子さん。

料理からつながっていく充実した日々の暮らし
森のなかに立つ築40年の一軒家。
料理からつながっていく充実した日々の暮らし
建物のなかを風が通り抜けていく心地よいカフェの店内。
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料理からつながっていく充実した日々の暮らし
二人でも調理しやすい、広々としたキッチン。

カフェを手伝ってくれる息子さんと会話をしながら料理をしたり、キッチンから見える緑や家族が作った器を眺めながらカフェのメニューを考えたり…。カフェを始めるようになってからは、ご主人も手があいたときに料理を手伝ってくれるそうで、家族みんながキッチンに集まることが増えたとか。「キッチンは料理を作る場だけでなく、自然と会話が生まれ、家族の仲を深める場所でもありますね」と、話します。カフェを経営するようになって、これまで以上に家族の絆が深くなり、何気ない会話から料理のヒントをもらってメニューに活かしてみたりと、いい連鎖が生まれているようです。キッチンを中心に、家族や友人、ご近所さん、そしてカフェのお客さんへと輪が広がっていき、日々の暮らしを楽しんでいる様子。木のぬくもりが感じられる居心地のいいカフェ空間は、そんな京子さんの心の充実を表しているようです。

料理からつながっていく充実した日々の暮らし
この日の夕食は友人にも好評というカレー風味のスペアリブや旬の食材を和えたサラダなど。
料理からつながっていく充実した日々の暮らし
季節の移ろいが感じられる場所。庭でハーブを育てる。
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